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参道

2018/ 09/ 09
                 



日本全国にある神社って、その神社それぞれに雰囲気というか気みたいなのがあるように感じる
住宅地のど真ん中で厳粛な感じのする神社もあれば
木々の木漏れ日がマターリした雰囲気を醸し出す神社もある
街を高台から見守るような神社もあれば、高台から寂しそうな感じで街を眺める神社もある
それぞれの神様の個性っていうのか、そんな感じなものがあるように思える

で、親戚の家がその村の古くからの頭みたいな家で、山と神社を持っていたり刀があったりする
それなりに傾斜のある山で海岸に沿ったところなんだけど、幼稚園に通っていたころから良く遊びに行っていた。
よく神社まで散歩したり探検したりしてた。

元々崩れやすい脆い地層の土地で裏山の断崖絶壁が昔から良く崩れていたらしい
(しかし、その神社の下のほうにある親戚の家は殆ど被害を受けなかったらしい)

で、消防3年目の頃かな、県の砂防事業で急に砂防ダムを作る事になった。
森だった部分を切り開いて道を作ったりして神社の後ろにダムを作っていた。
その建設用道路が社屋の目の前で神社の参道をブチ抜いて横切るように作られた。
参道の横の森も切り開かれて、秘密の場所だった団栗や椎の木が切り倒された
(消防のころはデカイドングリを大量に仕入れることが一種のステータスでした)

そのあとだったかな、急に神社の参道を通るのが怖くなった。
下から上ると「参道>鳥居>参道>階段>建設用道路が交差>神社」って感じなのだけど
一番下の参道を歩き始めると突然風が強くなりまわりの木々が揺れ始めて
参道を何かが轟々と海の方まで駆け下りている感じで、怖かったです。
あまりに怖くて鳥居は通らずに横道に逃げ込みました。
鳥居から神社に至る道も以前は優しい感じがする道でしたが、両側の木々が明らかに怒っているように感じました。

最近は落ち着いてきてるようで、参道も以前のような感覚に戻りました。
ダム建設用の道路もすっかり馴染んでいます。

それが子供ながらに感じた自然への畏怖みたいものでした。

今年も椎の実が取れる季節になったら神社へ散歩に出かけて椎の実を拾って炒って食べたいと思います。



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