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『ごはんですよ』

2018/ 07/ 24
                 

どこまでマジかわからんが書いてみる(ソースは専門学校時代のクラスメート)


そいつの友達の兄貴がちょっとDQNで、夜に校舎忍び込んで
理科室のビーカー盗んだりするような人だったらしい。
まだセコムなんてない時代だ。
で、ある日友人ABとBの彼女を連れて忍び込んだんだが、何かおかしい。
侵入方法は、校舎裏に回り込んで鉄製はしご登って屋上までいって、
あらかじめカギ外しておいた屋上のドア開けて、そっから・・・という感じ。
用務員さんや教師たちもさほど気にしてない様子で、そこまでして入る
奴なんていないだろうと。実際、実害は過去にはなかったそうだし。

で、何がおかしいかというと、屋上ドア開けると三階への下り階段がある
通路があって、降りるとまたドアがあり、
それを開けると三階に出るんだが、その下り階段がある通路がやけに寒い。
季節は七月、冷房なんて気の利いたものがあるのは職員室と校長室だけ。
でも、ま、ここまで来たんだし帰るのもアレなんでそのまま三階へと入った。

屋上からのドアを開けて出ると、技術室や調理実習室が近くにある場所に出るんだが、
なんかカタカタ音がする。調理実習室から。
ビビるBの彼女を除いた三人が暗い中を見るが、誰もいない。
温度差で何かがきしんでるんだろ、やけに寒いし。
そんなこと言いながらフラフラし、自分達の教室でくっちゃべってると、ドアがいきなり開いた。
「おばーー!」
びっくりする四人。

声の主は友人Cだった。四人が来る少し後から来たのだ。
本当はBの家で合流する予定だったのだが、遅れてしまったらしい。

んで、和気あいあいと話してたら、Cがこんなことを言ったそうだ。
「ところで、チョリ室(調理実習室)のあれ、○○ちゃん(Bの彼女)が作ったの?
流石にやばくね?電気つけっぱなしでさ。やっぱ下準備してあったとか?」
最初、Cの言っていることの意味がわからなかったそうだ。

なんでも、三階に入ったら調理実習室が電気ついてて、和食が作ってあったというのだ。
「いい匂いもしてたぞ」
みんながガクブルで行ってみると、電気はついてなかった。
Cに一杯食わされたかと思ったが・・・
・・・あきらかに食事した後の食器が、流しに重ねて置かれてあったそうだ。
慌てて五人はもと来たルートで逃走、泣きが入りまくりだったってさ。

後にわかったんだが、以前からそういうことがたまにあったから、
用務員さんや教師たちもあまり見回りしなかったらしい。
一番凄かったときはある体育教師が見回りで、調理実習室の前を通って、
本来下の階に行くところを気まぐれでターンして戻ると、
さっきまで何もなかったのに、どう見ても十席分くらいのごはんが用意されてるのを
目撃したときだそうだ。

追記。

その現象をしる人達は、『ごはんですよ』っていう名前でそれを呼んでるそうだ。
今もまだ、彼らはそこで晩餐会やってるのかもしれないね・・・



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