FC2ブログ

「最近の記事」

エレベーター

2018/12/12                    

No image

  私は今年の夏はずっとバイトをしようと決めてました。夜は警備員のバイトをしてそのまま朝、新聞配達をして寝るという生活が続きました。 ある日、社員の人が「10分ほど行った所にあるビルなんだけどちょっと異常があったから見回ってくれない?バイト代に色付けるから」と言ってきたので、一緒にまわる友人――まぁ、仮に友人をAとしましょう――と二つ返事で承諾しました。その時はさほど変には思わなかったのですが、普通、時...

軍人さん

2018/12/07                    

No image

2年前、兵庫県淡路島に遊びに行った帰りに、南淡町の「若人の広場」の近くでお城の石垣をくりぬいてつくった博物館らしいものを発見したんだ。もちろん廃館だったんだけど、中にはいってみたらびっくり!!!第二次世界大戦の日本軍の遺品がいっぱいあった。穴の開いたヘルメット、黒い血がついた軍服、襟元に着ていた人の名前から住所まで書いてあった。。。日本軍って物資が無かったのか、鉄と木で作られた鉄砲なんかもあった。...

交差点に立つ人

2018/12/02                    

No image

交差点で信号待ちをしていたときの事。向かいの歩道に、血まみれで明らかに生気を感じられない女が、虚ろに立っているのが見えました。横断歩道を渡れば明らかにすれ違うんですが、別の場所で渡るとまた遠くなるので、仕方なく気付かぬ振りをして渡ることに。信号が青に変わり、渡り始めると、その女がやたら自分の方を見つめてくるので、気味が悪くなり目を極力そらしていると、通りすがりざまに女は一言言いました。「見えてんじ...

かなえちゃん死んじゃった

2018/11/30                    

No image

静岡は御殿場であった話です。御殿場市、富士山の麓であるが故に、若者たちの遊ぶ場所が無いため、近くにある沼津に出る事が多かったそうです。そんなある若者が体験したお話。免許を取ったので、港までドライブしようかという話になり、友人の家まで迎えに行きました。しかし、友人はまだシャワーを浴びていると言うことで、もう少し待っていてほしいと頼まれました。仕方なく待っていると、向かいの家に黄色い服を着たおばさんが...

呻き

2018/11/29                    

No image

大学生だった彼が、先輩の紹介で小さな診療所の宿直のバイトをしていた時の話です。仕事内容は至って単純なもので、見回りが一回と電話番という、夢のようなバイトだったそうです。診療所は三階建てで、一階に受付と待合室、診察室があり、二階に事務室と会議室、炊事場があって、三階にはバイトが寝泊まりできる宿直室がある構造でした。小さいとはいえカルテなどを扱うのは病院と変わらないので、警備会社による遠隔監視システム...

作り話

2018/11/28                    

No image

合コンを居酒屋でしていた時に、怖い話を一人ずつ言っていこうという事になり、各知っている怪談を語っていく事になりました。ただ、Aさんは一話も怪談を知らなかったので、空気を悪くしないためにも、適当に作った話をしました。その内容というのがだいたいこうです。ここからそれほど遠くない駐車場で、実は人が一人焼身自殺を図って死んでいる。だから、そこは今も夜になると、その時死んだはずの女が彷徨いている。こんなあり...

これですんだと思うなよ

2018/11/27                    

No image

10年くらい前当時付き合っていた彼女と無事婚約も済ませて双方の家族で親睦も兼ねて温泉に旅行へ行きました。私が車を運転して彼女は助手席に座っていました。運転に疲れた私は、彼女に運転を変わってもらって助手席で少し眠ることにしたんだけど・・・運転していた彼女が突然短い悲鳴をあげました。私が、どうしたの?と聞くと彼女は何でもないと言いました。しばらくして、また彼女の短い悲鳴が・・・今度彼女は、もう運転した...

登る度に遭遇する男性

2018/11/26                    

No image

茨城県と栃木県の境界にある鶏足山という、低山だけど展望の利く山がある。 日光連山の眺めが特にすばらしく、3~4年前の冬に毎週登っていた。 そこで登る度に遭遇する男性(Aさんとする)がいて、少しずつ話をするようになった。 自分より一回りくらい年長の50代後半くらいの年齢で、住まいは栃木県らしい。  いつだったか展望を求めてもう少し北の尺丈山に登ったらAさんも来ていて話がはずんだ。 Aさんがいつも登っている鶏...

わらぶきの小屋

2018/11/25                    

No image

家の屋根のワラがなくなって、骨組みだけの屋根裏部屋状態になったとき大人たちがざわざわしだした。隅に1.5メートル四方くらいの祠風の小屋があり(子供が入れるくらいの)御供えでもするかのようにお皿が備わっていたお皿の中にはもともと食べ物らしかったものが干からびて残っていた。異常なのは床(普通の部屋から見ると天井の裏側)で幅30センチほどの、何かが這いずり回ったかのような痕がそこらじゅうに残されていた。大人...

瞬いている光

2018/11/24                    

No image

涸沢カールの紅葉は見事なもので、一度ピークを見てしまうと何度も通うことに。 この年の十月の三連休は天候が崩れることが分かっていましたが、 紅葉のピークをねらって涸沢にテントを張りました。 初日の昼ごろ横尾から本谷橋の先で急激に気温が下がり、夜には暴風雨。 明けて翌日は荒天の吹雪。紅蓮のナナカマドの葉が雪に埋もれて紅葉もお終いに。 多くがこの日カールを後にしたようですが、気圧計は上昇傾向にあったので粘る...